一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 Japan Gastroenterological Endoscopy Society

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第107回日本消化器内視鏡学会総会終了に伴うご挨拶

 初夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 おかげさまをもちまして、本年5月30日からの3日間にわたり開催されました第107回日本消化器内視鏡学会総会は盛会裡に終了致しました。歴史と伝統のある本会の運営を担当させていただけたことは、教室そして私自身にとりましても大変光栄なことでございました。改めて、このような機会を与えてくださいました学会役員、名誉・功労会員、社団・学術評議員ならびに会員の皆様方からのご指導・ご協力に感謝を申し上げると共に、協賛いただいた企業様、日本消化器内視鏡学会事務局様、運営事務局スタッフ・ホテルスタッフの皆様方からいただきましたご支援にも心より感謝申し上げます。

 本総会のテーマは、「未来を切り拓く消化器内視鏡 ―次世代への継承、創造、そして革新―」と致しました。消化器内視鏡学の未来を描きながら新しいチャレンジに邁進するセッションも多く設定させていただいた一方で、特に、「次世代への継承」、すなわち教育にも大きくスポットを当て、若い先生方が活躍できる場を多く設けさせていただきました。その中でも、「消化器内視鏡寺子屋」や「初めての英語による学会発表」では、多くの若い先生方が一生懸命に取り組む姿勢を拝見し、大変嬉しく思った次第です。また、医学以外の内容として、WBC2023の優勝監督である栗山英樹様、ソチオリンピック銀メダリストの竹内智香様にお越し頂き、明日に繫がる素晴らしいご講演を賜りました。そのほか、本学会では初の試みでありました、仮想空間を用いた「メタバースセッション」はチャレンジングな企画でありましたが、多くの先生方に楽しみながら学んで頂けたと聞きおよび安堵しております。いわゆるコロナ禍がもたらした新しいセッション形態ではありますが、今後の更なる進化を期待したいところです。

 幸いにして、COVID-19が5類になってから1年後の開催という事も相まって、約4,200名超の方々が現地でご参加され、各会場とも非常に活気に溢れておりました。まさに、対面だからこそ盛り上がる討論、を実感された先生方も多いと思いますし、対面開催をこれまで経験していない若い先生方にとっても、大変刺激的であったものと考えております。なお、今回も6月3日から7月31日までの期間でWEB配信をさせていただきます。是非ご活用いただければ幸いに存じます。

 総会期間中、至らぬことも多々あったかと存じますが、何卒ご容赦頂ければ幸いに存じます。末筆ながら、皆様のますますのご健康とご清栄をお祈り申し上げます。

敬具

 

第107回日本消化器内視鏡学会総会 会長 入澤篤志

(獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座)

 

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