2022年5月19日
緑風の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
おかげ様を持ちまして、第103回日本消化器内視鏡学会総会は、初の試みであったWorld Endoscopy Organization (WEO) 主催のENDO 2022 (The 3rd World Congress of GI Endoscopy)との共同開催として、京都国際会館において無事盛会裏に終了することができました。これもひとえに、学会役員、プログラム委員の先生方、評議員・会員の皆様、協賛下さった企業の皆様、学会事務局の皆様、運営事務局スタッフの皆様のご協力とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
今回の総会テーマは、常に進歩を続ける内視鏡医学の将来には人類の叡智と共に自由な想像力と革新的な技術開発が不可欠であると考え、“Imagination and Innovation with Intelligence” といたしました。未だにCOVID-19感染状況の収束が認められず今回もHybrid形式での開催となりましたが、登録者数は9.500人を超え、そのうち現地参加の先生も2.200人を数え、会場内での活発なディスカッションが展開され徐々にかつての総会の活気が戻りはじめたことを実感した次第です。なお今後オンデマンド配信も行いますので是非有効活用いただければと考えております。
本総会が内視鏡の診療の向上に少しでも寄与することができれば、我々にとってこの上ない幸せです。会期中には何かとご不便をおかけしたことと存じますが何卒ご容赦いただけますと幸いです。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
第103回 日本消化器内視鏡学会総会 会長 緒方晴彦
(慶應義塾大学医学部内視鏡センター)