2021年6月2日
おかげ様を持ちまして、第101回日本消化器内視鏡学会総会は、無事盛会裏に終了することができました。これもひとえに、学会役員、プログラム委員の先生方、評議員・会員の皆様、協賛くださった企業の皆様、学会事務局の皆様、運営事務局のコンベンションアカデミアさんのご協力とご支援の賜物と深く感謝いたします。
今回の総会テーマは、『内視鏡医学とScientific artの探求』とさせていただきました。内視鏡というと実学のイメージが強い方もおられますが、内視鏡医学が基礎研究も含めた科学であること、手術と同様に技術的な要素も多いのですが、それが個人の名人芸では無く、理論やエビデンスに基づくScientific artであることを再認識していただきたかったからです。
厳しいコロナ禍の中での開催でしたが、厳重な感染対策を講じ、大きなトラブルも無く無事ハイブリッドで開催することが出来ました。総会終了時点で約7,600名の参加を頂いており、後日からのオンデマンド聴講を含めますと参加者は8,000人を超えるのではと予想されます。ハイブリッドでしたが、大変活発な議論が行われたことに感激しております。本当に有り難うございました。
また、 WEB開催ではありましたが、第100回総会記念式典も秋篠宮皇嗣殿下のお言葉を頂戴しながら荘厳に開催でき胸をなで下ろしております。本学会の歴史とこれまでの医学・医療への貢献を振り返る大きな節目の大イベントであり感無量であります。
この総会では、20名を超す海外の著名な先生を招聘し、国際ビデオライブを含めて多くの興味深い国際セッションを組みましたし、日本語のセッションも大変充実していたのではないかと自負しております。これは、ひとえに学会役員、プログラム委員の先生方のおかげです。心から感謝申し上げます。セッションが多岐にわたり、聴講したくてもできなかったセッションもあるかと存じます。5月20日13時より6月20日20時まで、オンデマンド配信を行いますので是非有効活用ください。出展をいただきました展示企業ブースの突撃レポート映像もフルバージョンで配信予定です。是非ご覧いただきますようお願い申し上げます。
厳しいコロナ禍での総会の運営につき、不行き届きの点も多々あったかと存じますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のますますのご健康とご清栄をお祈り申し上げます。
第101回日本消化器内視鏡学会総会 会長 田中信治
(広島大学大学院医系科学研究科 内視鏡医学)
2021年5月17日 第101回総会 参加証・領収書の発行、オンデマンド配信のお知らせ
2021年6月 2日 﨑田賞を受賞して:『「汁屋(しるや)」と「形屋(かたや)」の狭間で見えたもの』 (閲覧には会員ログインが必要です)
2021年6月 2日 第4回丹羽賞受賞のことばーJGESの果たすべき国際交流と国際貢献について (閲覧には会員ログインが必要です)