広報委員会
委員長　中井　陽介

　年頭にあたり、日本消化器内視鏡学会広報委員会を代表してご挨拶申し上げます。

　令和6年は、能登半島地震をはじめ各地での豪雨など、自然災害が相次いだ1年でした。被災された皆さまに、改めてお見舞い申し上げます。

　学術集会においては、新型コロナウイルス感染症の規制緩和により、対面形式の開催が増えてまいりました。本年9月には、当学会初の国際会議であるJGES Internationalも開催されます。特に若手の先生方にとって大変貴重な機会となると思いますので、ぜひご参加ください。国際化は当学会にとっても重要な課題であり、英語版ホームページの充実に加え、JGES Internationalの広報活動にも力を入れてまいります。

　学会の現地開催が進む一方で、オンデマンド配信の利便性を活かした学会セミナー等は、引き続きオンライン形式での開催も継続されるなど、それぞれの形式の長所をうまく活用されるようになっていると言えます。

　会員の皆さまへの情報提供につきましては、学会ホームページの充実を図るとともに、これまで配信してきたメールマガジンに加え、令和6年7月よりSNSの運用を開始しました（https://x.com/jges1959）。運用開始から約4か月でフォロワー数が当初目標としていた1,000人を超え、SNSの重要性と有用性を改めて実感しております。今後もさらに内容を拡充してまいりたいと考えております。

　また、広報委員会の重要な役割の一つとして、一般市民の皆さまへの情報提供があります。学会ホームページの市民のみなさま向けのQ&Aは常にアクセス数が最も多いコンテンツであり、今後も消化器内視鏡診療の発展に合わせて、定期的な更新を行う予定です。

　これからも、会員および市民の皆さまのお役に立つ広報委員会として、学会ホームページをはじめとする広報活動に尽力してまいります。

　本年が皆さまにとって幸多き1年となることを祈念し、年頭のご挨拶とさせていただきます。