会長:
加藤 元嗣 (北海道大学病院 光学医療診療部)
会期:
平成27年10月8日(木)~11日(日)※11日は本学会のプログラムはございません。
会場:
グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール・グランドプリンスホテル高輪
第23回 日本消化器関連学会週間(JDDW 2015):
ホームページ
http://www.jddw.jp/jddw2015/index.html
Hands on seminar 参加者募集のお知らせ
募集は終了しました
JDDW2015会告(学会参加の皆様は必ずお読みください。)
この度、第90回日本消化器内視鏡学会総会会長を拝命しました。昭和34年から脈々と続いている本学会の会長を務めるに当たり、大変光栄であると同時に非常に身の引き締まる思いでおります。本学会は私が最初に入会した学会で、継続して参加・発表を繰り返すことで、医師としての礎を築くことができ、大変思い入れのある学会であります。昭和40年に同門の高杉年雄先生が第3回日本消化器内視鏡秋季大会を札幌で開催してから、これまで並木正義先生、村島義男先生が北海道で本学会総会を開催してきました。今回はJDDW2015の中で、10月8日~10日の日程として東京で行われます。札幌での開催とはいきませんが、これまでの諸先輩の輝かしい実績に負けないように、多くの学会員に寄与できるような内容や運営に力を入れる所存であります。
消化器内視鏡を含め医療現場を取り巻く環境には課題が山積していますが、医療機器や内視鏡技術のイノベーションによって消化器内視鏡の発展は続いています。そこで、今回は「消化器内視鏡が切り拓く果てなき可能性」をコンセプトとして、主題をまとめました。さらに、90回記念企画として「消化器内視鏡がもたらした医療革命-これまでと今後」と称して、消化器内視鏡の将来像を見据えたいと思います。昨今、H.pylori感染胃炎の除菌治療が適用拡大となり、上部消化管の内視鏡診療が転換期を迎えています。そこで、第85回本学会総会(会長:春間 賢先生)で提案された胃炎の京都分類の検証を行い、H.pylori感染胃炎や除菌後の胃炎診断、胃癌リスクの評価について議論を深めたいと考えています。また、3日間の会期中、ESDハンズオンセミナーの常設会場を作り、国際交流を含めて内視鏡スキルアップの場を提供する予定でおります。
学会に参加して何らかの知識や技術を習得することは、必ず患者の利益や本学会の発展に結びつきます。多くの方の参加をお待ち申し上げております。