第114回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会を下記のごとく開催いたしますので、皆様ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
髙木 智久(京都府立医科大学医学研究科医療フロンティア展開学(消化器内科))
2025年6月7日(土)
京都テルサ
〒601-8047
京都府京都市南区東九条下殿田町70
準備中
2025年1月8日(水)~2月5日(水)正午
テーマ:~何でものみこむ消化器内視鏡学~
オンライン登録とします。第114回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会演題登録ホームページは日本消化器内視鏡学会近畿支部ホームページ(https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/)からアクセスしてください。
「演題名・抄録本文」の合計文字数は全角1,000文字の予定です。
※主題(シンポジウム、ビデオワークショップ、パネルディスカッション)の演者数は、発表者を含めて5名までといたします。演題応募についての注意事項は上記登録ページに記載いたします。ご不明な点がありましたら第114回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会運営事務局までメール(jgeskinki114@sunpla-mcv.com)でお問い合わせください。
主題、一般演題、Fresh・Young Endoscopist Sessionとも、すべての発表はPCプレゼンテーションとします。
何でものみこむ消化器内視鏡学 〜上部消化管腫瘍診療の進歩〜
司会:金坂 卓(大阪国際がんセンター 消化管内科)
太田 和寛(大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター)
近年の消化管内視鏡領域における診断・治療は、画像強調内視鏡や拡大内視鏡といった内視鏡機器の性能向上、cold snare polypectomyやunderwater EMR、内視鏡的全層切除といった新たな治療法の発見が目を引く。しかし、実際にはそれだけでなく、高周波ナイフや先端フードなどのデバイスの改良やトラクションや縫縮法などの技術面での工夫の積み重ねによるところも大きい。その結果、早期胃癌に対する内視鏡治療の適応が拡大されただけでなく、かつては外科手術に回っていた大きな病変・困難症例でも内視鏡で安全かつ確実に切除できるようになった。さらには、GISTなどの粘膜下腫瘍も内視鏡治療の対象となりつつある。また、周術期管理の面では、血栓症のリスクに応じた抗血栓薬のマネージメントも当たり前の時代となった。
本シンポジウムは、上部消化管腫瘍診療の進歩をテーマに、各施設での「ちょっとした工夫」や近畿発信のエビデンスを共有できる場としたい。
何でものみこむ消化器内視鏡学 〜下部消化管腫瘍診療の進歩〜
司会:井上 健(京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学教室)
福永 周生(大阪公立大学大学院医学研究科 消化器内科学)
下部消化管診療の発展は目覚ましい。NBI、BLI、LCI、TXIなどの画像強調内視鏡の進歩による病変検出能や質的診断の向上、さらにAIを用いた診断支援プログラムの開発も進み、更なる診断能の向上が期待される。治療では、Cold polypectomy、Underwater EMR、 Precutting EMRなどの新しい切除法が加わり、また ESDでは牽引法や縫縮法等の開発が多く議論されている。
下部消化管腫瘍の診断、治療法の選択および工夫、偶発症予防、高齢者・超高齢者に対する診療方針などに関し、幅広い演題を募集し、下部消化管腫瘍診療の最新の知見と今後の展望を議論したい。少数例の予備的な検討も歓迎し、多数の応募を期待する。
何でものみこむ消化器内視鏡学 〜ERCP/EUS関連手技の最前線〜
司会:重川 稔(大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
萬代晃一朗(京都第二赤十字病院 消化器内科)
ERCP/EUS関連手技は、胆膵疾患に対する診断および治療の要として日々進化を遂げており、これらの手技をより安全で効率的に行うために、施設毎に様々な工夫がなされてい
いる。ERCP関連では、経口胆道鏡の性能向上による胆管癌の範囲診断や胆道鏡下結石破砕術の普及が目覚ましい。また様々なステントが開発されて選択肢が増えたため、その使い分けや留置法に関して悩むことも少なくない。胆管挿管困難例の克服やERCP後膵炎の発症・重症化予防などの以前からの課題も残っている。EUS関連では観測装置の進歩やFNB針の開発により、診断精度が向上している。Interventional EUSも広く行われるようになってきており、安全に実施することがますます重要になってきている。
本シンポジウムでは、胆膵内視鏡(ERCP/EUS)の診断から治療まで“何でも”対象として、胆膵内視鏡診療における取り組みや手技の工夫、トラブルシューティング法や偶発症を防ぐための工夫などについて幅広く募集する。各施設の最前線の情報を共有し、今後の診療に役立つような議論を図りたい。
何でものみこむ消化器内視鏡学 〜内視鏡を用いたIBD診療の最前線〜
司会:田中 信(京都第一赤十字病院 消化器内科)
上小鶴孝二(兵庫医科大学 消化器内科学講座)
炎症性腸疾患(IBD)の診療は多様化した選択肢をいかに使いこなすかが難しい状況になってきている。IBDの治療理念として、長期予後の改善のために具体的な目標を設定して治療を行う「Treat to Target:T2T」や治療目標の決定に関して医療者と患者が情報を共有するShared Decision Making(SDM)が推奨されており、患者の治療に対する満足度の向上と複雑化したIBDの治療の目標が明確になってきている。また、近年では難治性IBDとしてDifficult-to-treat IBD(D2T-IBD)の概念も提唱されており、作用機序の異なる2剤目までに疾患活動性をコントロールすることの重要性も謳われている。
本セッションでは上記のいずれかの概念に基づいた薬剤選択やバイオマーカーの使用で治療を行い内視鏡的に治療効果判定を行った症例や、狭窄症例に対するEBDの適応や限界、また、IBD 関連腫瘍のサーベイランスや内視鏡治療等、内視鏡的にIBD診療で遭遇する幅広い課題に対して活発な議論を行いたいと考えている。多数の演題登録をよろしくお願いいたします。
何でものみこむ消化器内視鏡学:Best Video Session 〜U40 Kinki Cup〜
司会:高橋 悠(関西医科大学 内科学第三講座)
北川 洸(奈良県立医科大学 消化器内科学講座)
内海 貴裕(京都大学大学院医学研究科 消化器内科学)
ファシリテーター:
岩井 直人(京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学教室)
新谷 修平(滋賀医科大学 消化器内科)
消化器内視鏡診療は近年、目覚ましい進歩を遂げている。拡大観察、画像強調技術やAI等の導入により診断精度は大きく向上し、治療面でもESDやLECS、ERCP、EUS関連手技など標準手技の確立に加え、新たなデバイスやメソッドが登場し、これまで困難とされていた治療も安全に実施可能となってきた。しかし、日常臨床においては依然として診断や治療に難渋する例やトラブルケースなど多様な課題が残されている。
本セッションでは、内視鏡診療における最前線の診断法や治療手技に焦点を当て、新しいモダリティやメソッドの有効性またトラブルのリカバリー方法や希少疾患への対応など現状の課題を克服するための様々な試みを消化管・胆膵領域を問わず幅広く募集する。
各施設における内視鏡診療の課題への対応や創意工夫を一例報告も含め広く共有し、活発な議論を通じて最前線の内視鏡診療学を『のみこみ』、明日からの臨床に役立てる有用なビデオセッションとしたい。筆頭演者は今後の活躍が望まれる40歳以下の若手医師とし、優秀演題には表彰予定である。ぜひ奮ってご応募いただきたい。
何でものみこむ消化器内視鏡学:コラボレーション内視鏡〜内科・外科の共同診療の進歩〜
司会:木下真樹子(国立病院機構南和歌山医療センター 消化器科)
吉崎 哲也(神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 消化器内科学分野)
消化器内視鏡診療の著しい技術発展は低侵襲治療を可能にした。しかし、消化管壁外へのアプローチは内視鏡単独では実現できないことが多く、さらなる臓器機能温存を達成するには内科と外科の連携が不可欠である。2014年には胃粘膜下腫瘍に対するLECS(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery)が、2020年には十二指腸腫瘍に対するLECSが保険収載され、その後、LECS関連手技としてのNEWS、CLEAN NET、Crown法などが開発されるに至った。これらの手技の普及に伴い、適応や成績、困難症例の特徴、診療科間での連携方法など、蓄積された知見も存在するであろう。また、頭頚部部表在癌に対するELPS(endoscopic laryngo-pharyngeal surgery)や消化管以外でも各科の領域を超えたコラボレーションがあればぜひ紹介していただきたい。
本セッションでは診療科間に広がる問題点や新たな取り組みを議論し、今後の発展への礎としたい。内科医・外科医両方の立場からの多数の演題を期待する。
研修医(卒後2年以内)からの教育的な症例報告
専修医(卒後3-5年目迄)からの萌芽的演題(臨床研究・基礎研修・症例報告)
何でものみこむ消化器内視鏡ハンズオンセミナー
[胆膵]
司会:竹中 完(近畿大学病院消化器内科)
トレイナー:
ERCPコース 田村 崇(和歌山県立医科大学 内科学第二講座)
EUSコース 三宅 隼人(京都府立医科大学 大学院医学研究科 消化器内科学)
[消化管]
司会:北村 陽子(市立奈良病院 消化器内科)
トレイナー:
ESDコース 伴 宏充(社会医療法人誠光会 淡海医療センター)
大腸挿入コース 鷹尾 まど佳(神戸大学医学部附属病院 消化器内科)
この度、文部科学省、厚生労働省より、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が、2014年12月に通知され、2015年4月より施行されました。
これに伴い、2016年10月以降の日本消化器内視鏡学会学術集会へ応募される演題については、本指針に基づき、各機関等における倫理審査委員の承認を得て行われた研究であることが必須になり、申告していただく事になります。
詳細につきましては近畿支部ホームページ(https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/)をご参照ください。
受賞対象者は、演題発表時に医学部卒後2年以内の『研修医』と卒後3年から5年の『専修医』です。合計5名程度を支部例会当日に選考し、評議員会で報告した上で表彰式にて表彰状と奨励金を授与します。さらに、受賞者は翌年春の日本消化器内視鏡学会総会に招待され、旅費、宿泊費、学会参加費、評議員懇親会費が学会本部から支給されます。
若手医師が発表する演題を一般演題と区別する必要がありますので、研修医は『Fresh Endoscopist Session』に、また専修医は『Young Endoscopist Session』に応募してください。それ以外のセッションに応募された演題は選考対象になりませんので、演題申し込みの際には十分ご注意願います。多数の若手医師の応募を期待しています。
日本消化器内視鏡学会では、平成24 年3 月1 日より、本学会における『臨床研究の利益相反に関する指針及び同細則』を施行しております。近畿支部においても、この指針及び細則が適用されますので、演題を発表される先生は近畿支部ホームページ(https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/)の『利益相反(COI)について』を参照のうえ、運営事務局への申告書の提出ならびに発表の際の開示をお願いします。
京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学
〒602-8566
京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465
担当 事務局長 土肥 統
TEL:075-251-5519 FAX:075-251-0710
サンプラネット株式会社
〒112-0012
東京都文京区大塚3-5-10 住友成泉小石川ビル6階
担当:高倉 秀義
TEL:03-5940-2614 FAX:03-3942-6396
E-mail:h2-takakura-sun@hhc.eisai.co.jp
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※終了予定:12/2(月) 正午