竹内 利寿(大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター)
樋口 和秀(大阪医科薬科大学 先端医療開発学講座)
竹内 利寿(大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター)
2023年5月27日(土)(第105回総会 最終日)13:00~15:20
グランドプリンスホテル新高輪/国際館パミール「瑞光」
GERD患者の大部分が酸分泌抑制薬で粘膜治癒および症状改善を得ることができますが、一部の患者では効果が得られない、いわゆる薬剤抵抗性GERDとなる場合があります。また内科的治療が有効であっても、内服量の減量あるいは内服中止によって再燃し、永続的に内服が必要となる薬剤依存性GERDも少なくありません。薬剤抵抗性GERDに対する標準治療は外科治療ですが、手術に伴う合併症や侵襲性の面で薬物治療との間に大きなギャップがあります。このためより低侵襲な方法として内視鏡治療の可能性が1990年頃より欧米を中心に模索されましたが、デバイスの発売中止に伴い施行できなくなりました。そこで、2003年頃からESD手技を応用したARMS法やESD-G法が本邦で開発されました。限定的なデータですが、両手技ともに安全に施行することができ、高い有効性が示されたことから、2022年4月に内視鏡的逆流防止粘膜切除術として保険適用となりました。また、近年、粘膜切除術以外の焼灼法(ARMA)なども開発され、徐々に認知されてきています。
本研究会では、内視鏡的逆流防止粘膜切除術に対する各施設の経験をご発表頂き、適応や手技の標準化、治療アウトカムを検討したいと思います。また粘膜切除術以外の手法についてもご発表頂き(粘膜切除術との比較も含めて)、適用拡大への道筋にしたいと考えます。1例の経験も含め、多くの施設からのご発表とご参加をお待ちしております。
800字以内で、演題名、演者名、所属機関名、抄録本文の順に記載し、連絡先(tel、fax、E-mail)を付記して下記のE-mailアドレスへwordもしくはtext形式にてお送り下さい。
◇演題募集締切日:2023年1月15日 ⇒締め切りました
◇問合せ先・事務局:
〒562-0031
大阪府高槻市大学町2-7
大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター
竹内 利寿
Tel 072-683-1221
Fax 072-684-6423
E-mail toshihisa.takeuchi@ompu.ac.jp
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※終了予定:12/2(月) 正午