今回、歴史と伝統ある日本消化器内視鏡学会、九州支部例会、第113回例会長を拝命し光栄の至りであり身の引き締まる思いです。「第100回日本消化器病学会九州支部例会 記念誌」における「九州から世界への発信」の項を参照いたしますと消化器領域で九州から世界的な研究成果が発表され続けている事実が確認できます。また消化器病・消化器内視鏡、両学会九州支部は強い結束のもと例会の開催内容にも革新的な取り組みを続け今日に至っています。現在、全国の支部で導入されている研修医発表、専門医セミナーは九州支部を発祥とし、特に研修医発表は2006年6月に佐賀で行われた合同例会で開催された研修医発表を、その嚆矢とします。このときの消化器病学会例会長は佐賀大学 消化器内科学、前教授の藤本一眞先生であり、消化器内視鏡学会例会長は当時の嬉野医療センター院長、古賀満明先生です。研修医発表を機に消化器病、消化器内視鏡の道に身を投じられた先生も数多く、歴史的な企画であったのだ、と考えています。ならば今回、佐賀の地にて同じく佐賀大学 消化器内科 江﨑幹宏教授と嬉野医療センターの綱田誠司が合同で学会を開催させていただくからには消化器病学、内視鏡学の新たな時代の扉を開く責務がある、と考えております。
本会のシンポジウム、ワークショップの各セッションは消化器病学、内視鏡学の各分野を、おおまかに大きく括ったテーマで纏められています。これは消化器病例会長の江﨑教授とも協議し、あえて小分野に区分けせず、できるだけ多くの先生方から演題を募りたい、という意図から、なされたものです。また本学会では本合同例会のテーマそのままに特別企画を「消化器病学の新たなエビデンス~九州からの発信~」としています。現在進行形の研究を披歴していただき、忌憚のない自由な意見交換・討議を交わし、研究の進展に裨益できれば、との発想から企画されました。本合同例会が、「九州から世界的な消化器病・内視鏡の先進的な知見を発信する」という歴史と伝統を継承・発展できれば、と考えています。
新型コロナ禍の厳しい状況下でありますが、学会は医師、特に未来ある研修医、専修医の鍛錬の場でもあります。本来の対面型の学会を成し遂げたい、あるいは最も近い形で実現したいと考えております。向後万端よろしくお願いします。
綱田 誠司 (国立病院機構嬉野医療センター)
2022年6月24日(金)~25日(土)
ホテルグランデはがくれ
〒840-0815
佐賀県佐賀市天神2−1−36
2022年1月12日(水)~2月9日(水)正午 →2月22日(火)正午→3月2日(水)正午→3月8日(火)正午まで延長
募集を締め切りました。
多数のご応募ありがとうございました。
◆特別企画(公募)
◆シンポジウム(公募)
◆ワークショップ(公募)
◆一般演題(公募)
◆専修医発表・研修医発表(公募)
◆特別講演
臨床研究への第一歩を踏み出そう:とにかく英文論文を書いてみる
演者:藤本 一眞(国際医療福祉大学大学院医学研究科)
司会:綱田 誠司(国立病院機構嬉野医療センター消化器内科)
◆特別企画(公募)
消化器病学の新たなエビデンス〜九州からの発信〜
司会:平井 郁仁(福岡大学医学部消化器内科学講座)
佐々木文郷(鹿児島大学病院消化器内科)
◆シンポジウム(公募)
司会:坂田 資尚(佐賀大学医学部内科学講座消化器内科)
芦塚 伸也(宮崎大学医学部附属病院消化器内科)
司会:高槻 光寿(琉球大学大学院医学研究科消化器・腫瘍外科学講座)
髙橋 宏和(佐賀大学医学部附属病院肝疾患センター)
司会:水上 一弘(大分大学医学部消化器内科)
鳥巣 剛弘(九州大学大学院病態機能内科学第二内科)
◆ワークショップ(公募)
司会:真鍋 達也(佐賀大学医学部附属病院一般・消化器外科)
具嶋 亮介(熊本大学大学院生命科学研究部
生体機能病態学分野消化器内科学講座)
司会:大塚 隆生(鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科)
森﨑 智仁(諫早総合病院消化器内科)
司会:下田 良 (佐賀大学医学部附属病院光学医療診療部)
森山 智彦(九州大学病院国際医療部)
◆一般演題(公募)
◆専修医発表・研修医発表(公募)
国立病院機構嬉野医療センター 消化器内科
〒843-0393
佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿甲4279-3
TEL:0954-43-1120
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