この度、第128回日本消化器内視鏡学会中国支部例会を担当させて頂くことになり私自身研修医の時から一般演題、主題演題、共催セミナーでの発表、司会を経験してきており大変思い入れのある学会の学会長を拝命することを大変光栄であります。このような機会を与えて頂きました前支部長の岡山大学岡田裕之教授、現支部長の島根大学石原俊治教授、日本消化器内視鏡学会副理事長の広島大学田中信治教授、広島大学の茶山一彰前教授、支部役員、会員の先生に厚くお礼申し上げます。
われわれ広島市立安佐市民病院としまして伝統ある日本消化器内視鏡学会中国支部例会のお世話をさせて頂きますのは第57回会長 奥原種臣先生、第103回会長 日高 徹先生に続き3回目になります。
2022年(令和4年)5月連休に広島市立安佐市民病院は移転新築し病院名も広島市立北部医療センター安佐市民病院に変わります。その年に本学会を担当させて頂く事は大変嬉しく会員の先生にも印象に残る有意義な学会になるよう誠意準備を進めて参りたいと思います。
プログラムは研修医奨励賞、専修医奨励賞、一般演題部門賞、実地医家部門賞、ワークショップ部門賞(大腸領域と胆膵領域)を予定しております。
私は常々若い先生に内視鏡検査・治療の経験数より上級医の手技を「見て学ぶ」ことを伝えており、ワークショップでは動画を供覧し発表して頂きます。ぜひ、各施設からの演題発表を楽しみにしておいて下さい。また、日曜日開催のため実地医家の先生にも演題応募しやすいように一般演題とは別枠で実地医家部門を設定しておりますので多数の演題応募をお願い致します。
その他、特別講演、モーニングセミナー、ランチョンセミナー、エキスパートセミナーを予定しております。
新型コロナウイルス感染症の収束の見通しがたちませんが会員の先生にとって最善な形式で開催したいと思います。新型コロナウイルス感染症の流行により2年間対面式での学会開催が出来ておりません。現地参加による会場での質疑応答を含めた臨場感とたくさんの会員の先生に参加しやすいようにWEBを用いたハイブリッド形式での開催を検討しています。
皆様奮って演題応募頂きますようお願い致します。久しぶりに広島でお目にかかれるのを楽しみにしています。
永田 信二(広島市立北部医療センター安佐市民病院)
2022年(令和4年)7月3日(日)
広島国際会議場(広島市)
〒730-0811
広島県広島市中区中島町1−5
TEL:082-242-7777
https://www.kwcs.jp/jges-ch128/
2022(令和4年)2月2日(水)~3月2日(水)→3月9日(水)正午→3月14日(月)正午※募集終了
研修医奨励賞、専修医奨励賞、一般演題部門賞、実地医家部門賞、ワークショップ部門賞を募集します。
実地医家部門賞は認定施設以外の開業医、中小病院の先生から積極的な募集を期待します。
一般演題部門賞は一般演題の中から最優秀賞、優秀賞を選出します。
ワークショップ部門賞は「大腸領域」と「胆膵領域」で若手の先生が「見て学ぶ」事が出来る動画の供覧をお願いします。
研修医奨励賞
専修医奨励賞
一般演題部門賞
実地医家部門賞
ワークショップ部門賞「大腸領域」と「胆膵領域」
ワークショップ1 「大腸腫瘍性病変に対する内視鏡治療の最前線」
司会:岡 志郎 (広島大学病院 消化器・代謝内科)
八島 一夫(鳥取大学医学部 消化器・腎臓内科学分野)
【司会の言葉】
大腸腫瘍性病変に対する内視鏡治療は,内視鏡機器の改良や内視鏡手技の進歩により大きく変化した。ESDの普及により早期大腸癌内視鏡治療の適応は拡大し,治療困難例や粘膜下層浸潤癌に対してもポケット法や牽引法,ハサミ型ナイフの併用やPAEM (peranal endoscopic myectomy)など様々な工夫を駆使し安全に確実に切除できるようになった。また,従来のEMRやpolypectomy手技においても,pre-cutting EMR やunderwater EMR,cold polypectomyなどにより効率的で安全なポリープ切除が行われるようになったが,適応や棲み分けについては議論が必要である。
本ワークショップでは,各施設における大腸腫瘍性病変に対する最新の内視鏡治療のコツと工夫について動画を用いて発表していただき,治療法や適応について議論を深めたい。
(共催:EAファーマ株式会社)
ワークショップ2「総胆管結石治療の現状と展望」
司会:加藤博也(岡山大学病院 光学医療診療部)
花田敬士(JA尾道総合病院 消化器内科)
【司会の言葉】
内視鏡を用いた総胆管結石治療は近年大きく進歩したが,巨大結石に対するEMLとEHLの使い分けや,術後再建腸管を有する結石に対するアプローチ法など,デバイスや手技の選択に関して議論するべき点が多い。また,超高齢者に対してどこまで踏み込んだ治療を行うかなど病態に応じた治療法の選択も議論が必要である。
本セッションでは,各施設における結石除去のストラテジー,治療成績について発表いただき議論を深めたい。多くの演題応募を期待する。
(共催:ゼオンメディカル株式会社)
特別講演1
「消化器内視鏡関連開発研究のすすめ」
司会:永田信二(広島市立北部医療センター安佐市民病院)
演者:炭山和毅(東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座)
(共催:オリンパスマーケティング株式会社)
特別講演2
「クローン病の長期予後改善を目指して~最近の私の関心事~」
司会:石原俊治(島根大学医学部 内科学講座(内科学第二))
演者:江﨑幹宏(佐賀大学医学部 内科学講座 消化器内科)
(共催:ヤンセンファーマ株式会社/田辺三菱製薬株式会社)
モーニングレクチャー1
「上部消化管良性疾患のトピックス~逆流性食道炎, 自己免疫性胃炎, GAPを中心に~」
司会:西川潤 (山口大学大学院医学系研究科 基礎検査学分野)
演者:鎌田智有(川崎医科大学 健康管理学)
(共催:武田薬品工業株式会社)
モーニングレクチャー2
「DBE を多角的に使い熟す」
司会:塩谷昭子(川崎医科大学 消化器内科学)
演者:青山大輝(広島市立北部医療センター安佐市民病院 消化器内科)
(共催:富士フイルムメディカル株式会社)
モーニングレクチャー3
「小型大腸ポリープへの内視鏡診断と治療」
司会:河原祥朗(岡山大学学術研究院医歯薬学域 実践地域内視鏡学講座)
演者:浦岡俊夫(群馬大学大学院医学系研究科 内科学講座 消化器・肝臓内科学分野)
(共催:ボストンサイエンティフィックジャパン株式会社)
ランチョンセミナー1
「消化器症状における漢方治療の最前線~新たなエビデンスを含めて~」
司会:石村典久(島根大学医学部 内科学講座第二)
演者:眞部紀明(川崎医科大学 検査診断学(内視鏡・超音波))
(共催:株式会社ツムラ)
ランチョンセミナー2
「炎症性腸疾患治療指針・ガイドライン改訂のポイント」
司会:磯本 一(鳥取大学医学部 消化器腎臓内科学分野)
演者:長沼 誠(関西医科大学 内科学第三講座)
(共催:アッヴィ合同会社)
ランチョンセミナー3
「胆膵内視鏡診療の最前線」
司会:高見太郎(山口大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
演者:良沢昭銘(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
(共催:株式会社カネカメディックス)
エキスパートセミナー1
「膵臓疾患の内視鏡診断と治療」
司会:河本博文(川崎医科大学総合医療センター 内科)
演者:芹川正浩(広島大学病院 消化器・代謝内科)
(共催:富士フイルムメディカル株式会社)
エキスパートセミナー2
「最新機器を用いた内視鏡診療の実際」
司会:伊藤公訓 (広島大学病院 総合内科・総合診療科)
演者:鴫田賢次郎(広島市立北部医療センター安佐市民病院 内視鏡内科)
(共催:株式会社アムコ)
会長講演
「出会いと内視鏡」
司会:田中信治(広島大学大学院医系科学研究科 内視鏡医学)
演者:永田信二(広島市立北部医療センター安佐市民病院)
(共催:大塚製薬株式会社)
広島市立安佐市民病院
〒731-0293
広島県広島市安佐北区亀山南一丁目2番1号
担当 内視鏡内科 福本 晃
TEL:082-815-5211 FAX:082-814-1791
株式会社キョードープラス
〒701-0205
岡山県岡山市南区妹尾2346-1
担当 浅山祐介
TEL:086-250-7681 FAX:086-250-7682
E-mail:jges-ch128@kwcs.jp
たくさんの先生の演題応募とご参加をよろしくお願い致します。
2022年7月3日に広島市で会員の先生にお会い出来ることを祈念します。
【開催形式】
現地会場(広島国際会議場)とライブ配信のハイブリッド形式で開催いたします。
オンラインの参加登録も以下の日程で実施いたしますので、ぜひご登録ください。
【オンライン参加登録】
2022年6月1日(水)正午~7月3日(日)
第128回日本消化器内視鏡学会中国支部例会ホームページよりご登録ください。
会員ログイン
現在メンテナンス中のため、
会員ログインはご利用いただけません。
※終了予定:12/2(月) 正午