このたびは新型コロナウイルス感染拡大に際しましては、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を捧げますとともに、罹患されました方、すべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、日々最前線で対応されている医療関係者の方々に敬意を表します。
第113回日本消化器内視鏡学会関東支部例会を令和3年12月4日(土)~5日(日)の2日間、東京医科大学病院9階講堂に本部を置き、完全Webにて開催させていただきます。本学術集会を東京医科大学が開催させて頂くのは今回で4回目であり、1970年の第10回を芦沢真六先生、1991年の第53回を斎藤利彦先生、そして2013年の第96回を河合 隆先生が会長を担当されております。伝統のある本会の当番会長を務めさせて頂くことは大変名誉なことであり、支部長の斎藤 豊先生、幹事・評議員の諸先生、並びに関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
今回、名誉顧問に当大学名誉教授の斎藤利彦先生、顧問に田尻久雄先生、井上晴洋先生、高橋信一先生、永尾重昭先生、國分茂博先生、アドバイザリーに緒方晴彦先生、五十嵐良典先生に加え、当大学主任教授の河合 隆先生と当大学客員教授の原田容治先生を迎え、大所高所からのご指導をいただきました。また、新進気鋭の若手内視鏡医も含めた総勢31人のプログラム委員の先生方にはプログラム作成において多大なお力をお借りいたしました。
本会は若手医師の登竜門として多くの若手医師が演題を発表し、他施設との交流の場であります。当初会員がface to faceで参加する通常開催を考えてはおりましたが、残念ながら昨年から続くCOVID-19の状況を鑑み、早々に完全Web開催とすることに決定しました。しかし、早期に予定完全Web開催とすることで、日本トップレベルの著名な内視鏡医を全国各地から招聘し、各セッションの基調講演やエキスパートセミナー講演をお願いすることができました。近年の関東支部例会の役割である若手の登竜門はもとより、指導医の先生方や開業されている先生方のみならずメディカルスタッフ(内視鏡技師)の方々にも積極的に参加していただき、最新の消化器内視鏡診断・治療を学んでいただけるような場となっております。
なお、特別講演は前支部長で当大学消化器内視鏡学主任教授の河合 隆先生にお願いをしております。また、近年総会では定番となりつつある、症例ビデオによる内視鏡コンテストの関東支部例版、”KANTO Cup”を用意しております。
開催される12月はワクチン接種は終了し、治療薬開発も進み、新型コロナウイルス感染症の収束が期待される頃でもあります。是非とも多くの会員の先生方の演題のご応募、ご参加を賜りますようお願い申し上げます。
糸井 隆夫(東京医科大学 臨床医学系 消化器内科学分野)
2021年12月4日(土)~12月5日(日)
完全Web開催(配信本部:東京医科大学病院9階 臨床講堂)
http://www.jges-k.umin.jp/113shibureikai/index.html
2021年6月2日(水)正午~2021年 8月11日(水)正午
「シームレス化する上部消化管検査と疾患 ― 胃癌からGERDまで ―」
演者 河合 隆(東京医科大学 消化器内視鏡学分野)
司会 高橋 信一(立正佼成会附属佼成病院)
「胆膵内視鏡の伝統と革新」
演者 糸井 隆夫(東京医科大学 臨床医学系 消化器内科学分野)
司会 斎藤 豊(国立がん研究センター中央病院 内視鏡科)
司会 良沢 昭銘(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
炭山 和毅(東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座)
基調講演 斎藤 豊(国立がん研究センター中央病院 内視鏡科)
評価者 阿部 展次(杏林大学医学部 消化器・一般外科学)
山本 頼正(昭和大学藤が丘病院 内視鏡センター)
池松 弘朗(国立がん研究センター東病院 消化管内視鏡科)
土屋 貴愛(東京医科大学 臨床医学系 消化器内科学分野)
木暮 宏史(東京大学医学部附属病院 消化器内科)
中原 一有(聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科)
「消化管再建術後例に対するバルーン内視鏡を用いた胆膵内視鏡治療」
演者 島谷 昌明(関西医科大学総合医療センター 消化器肝臓内科)
司会 五十嵐 良典(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)
「内視鏡AIはすでにスタンダード?
-エビデンス・薬事・保険適応から見た、現状と未来-」
司会 田尻 久雄(東京慈恵会医科大学 先進内視鏡治療研究講座)
演者 森 悠一(昭和大学横浜市北部病院 消化器センター/オスロ大学 Clinical Effectiveness Research Group:Researcher)
「胆管結石治療の最前線(基本/応用)」
演者 安田 一朗(富山大学 学術研究部医学系内科学第三講座)
司会 良沢 昭銘(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
「非乳頭部十二指腸腫瘍の内視鏡診断と治療」
演者 布袋屋 修(虎の門病院 消化器内科)
司会 矢作 直久(慶應義塾大学医学部 腫瘍センター)
「HP 未感染と除菌後時代の課題」
演者 村上 和成(大分大学医学部 消化器内科学講座)
司会 原田 容治(戸田中央総合病院)
「咽喉頭腫瘍の内視鏡診断と治療」
演者 大森 泰(川崎市立井田病院 内視鏡センター)
司会 塚原 清影(東京医科大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
「早期胃癌の内視鏡診断 ―エクスペリエンスとエビデンス―」
演者 上堂 文也(大阪国際がんセンター 消化管内科)
司会 藤崎 順子(がん研究会有明病院 消化器センター)
「胆膵疾患に対するInterventional EUSの最前線」
演者 潟沼 朗生(手稲渓仁会病院 消化器病センター)
司会 糸井 隆夫(東京医科大学 臨床医学系 消化器内科学分野)
「大腸内視鏡挿入法と見逃しの少ない観察法の基本と応用」
演者 松田 尚久(東邦大学医療センター大森病院 消化器内科)
司会 山本 博徳(自治医科大学 内科学講座)
「胆膵疾患に対する内視鏡ドレナージの治療戦略」
司会 伊佐山 浩通(順天堂大学大学院医学研究科 消化器内科学)
岩崎 栄典(慶應義塾大学医学部 消化器内科)
基調講演 岡部 義信(久留米大学医学部 内科学講座 消化器内科部門)
「上部消化管腫瘍に対する診断と治療戦略」
司会 北川 雄光(慶應義塾大学医学部 外科)
後藤田 卓志(日本大学医学部 内科学系 消化器肝臓内科学分野)
基調講演 小野 裕之(静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科)
「大腸腫瘍性病変に対する内視鏡治療のコツと工夫」
司会 砂田 圭二郎(自治医科大学 内科学講座 消化器内科学部門)
浦岡 俊夫(群馬大学大学院医学系研究科 内科学講座 消化器・肝臓内科学分野)
基調講演 田中 信治(広島大学大学院 医系科学研究科 内視鏡医学)
「消化器内視鏡診療における感染症対策」
司会 小林 清典(北里大学医学部 新世紀医療開発センター)
大塚 和朗(東京医科歯科大学医学部附属病院 光学医療診療部)
基調講演 永尾 重昭(公立昭和病院 予防・健診センター)
「IBD診療における内視鏡診断・モニタリング・治療の進歩」
司会 久松 理一(杏林大学医学部 消化器内科学)
猿田 雅之(東京慈恵会医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科)
基調講演 仲瀬 裕志(札幌医科大学医学部 消化器内科学講座)
コメンテーター 緒方 晴彦(慶應義塾大学医学部 内視鏡センター)
「食道・胃静脈瘤の内視鏡治療の現状と展望」
司会 中村 真一(東京女子医科大学 消化器内科学)
岩本 淳一(東京医科大学茨城医療センター 消化器内科)
基調講演 入澤 篤志(獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座)
コメンテーター 國分 茂博(新百合ヶ丘総合病院 肝疾患低侵襲治療センタ―/内視鏡センター)
「消化管機能性疾患に対する診断と治療」
司会 永原 章仁(順天堂大学医学部 消化器内科)
穂苅 量太(防衛医科大学校 消化器内科)
基調講演 岩切 勝彦(日本医科大学 消化器内科学)
コメンテーター 鈴木 剛(東都大学)
成松 和幸(防衛医科大学校 消化器内科)
「胆膵疾患に対するInterventional EUSの最前線」
司会 中井 陽介(東京大学医学部附属病院 光学医療診療部)
土井 晋平(帝京大学医学部附属溝口病院 消化器内科)
基調講演 北野 雅之(和歌山県立医科大学 消化器内科)
コメンテーター 肱岡 範(国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科)
「内視鏡治療における抗血栓薬マネージメントの現状と問題点」
司会 木田 光広(北里大学医学部 消化器内科学)
杉本 光繁(東京医科大学 消化器内視鏡学分野)
基調講演 藤城 光弘(東京大学大学院医学系研究科 器官病態内科学講座 消化器内科学分野)
医師・一般 5,000円
初期研修医 1,000円
内視鏡技師・メディカルスタッフ 1,000円
出席・5単位 / 筆頭演者・3単位 / 共同演者・2単位
※オンラインによる出席単位登録をされない方は、ネームカード(参加証)が資格申請・更新に必要になります。
東京医科大学 臨床医学系 消化器内科学分野
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担当 祖父尼 淳/福澤 誠克
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