第105回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会を開催いたしますので、多数ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
田中 聖人(京都第二赤十字病院)
2020年(令和2年)12月19日(土)
※2020年12月19日(土)当日のWeb配信(ライブ)配信は行いません。
オンデマンド配信期間:2021年1月15日(金)〜1月29日(金)
対象セッションは、主題・一般演題・Fresh Endoscopist Session・ Young Endoscopist Session
京都テルサ
〒601-8047
京都市南区東九条下殿田町70番地 新町通九条下ル
京都府民総合交流プラザ内
TEL:075-692-3400(代表)
※現地開催・後日オンデマンド配信となります。
参加受付はすべて事前登録となります。
http://square.umin.ac.jp/jges105/form/
http://square.umin.ac.jp/jges105/
2020年7月1日(水)~ 2020年8月19日(水)正午 2020年9月9日(水)正午 ※締切を再延長しました
演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
演題応募方法:
オンライン登録とします。第105回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会演題登録ホームページは下記からアクセスしてください。
https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/
「演題名・抄録本文」の合計文字数は全角1,000文字の予定です。
※シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、ビデオワークショップの演者数は、発表者を含めて5名までといたします。演題申し込みについての注意事項は、上記演題登録ページに記載いたします。ご不明な点がありましたら第104回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会運営事務局までメール(jgeskinki105@p-forest.co.jp)でお問い合わせください。
演題募集
〈シンポジウム1〉(公募)
Colitic cancer を巡る課題と対応
〈シンポジウム2〉(公募)
上部消化管 ESD の現状と課題
〈パネルディスカッション1〉(公募)
消化器早期がん内視鏡スクリーニング~検診も含めて~
〈パネルディスカッション2〉(公募)
胆膵内視鏡診断の工夫
〈ビデオワークショップ1〉(公募)
胆膵内視鏡治療~こういうときどうする~
〈ビデオワークショップ2〉(公募)
消化管止血に対する工夫~こういうときどうする~
〈一般演題〉(公募)
〈Fresh Endoscopist Session〉(公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
研修医からの教育的な症例報告
〈Young Endoscopist Session〉(公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
専修医(卒後3-5年目迄)からの萌芽的演題(臨床研究・基礎研究・症例報告)
〈ハンズオンセミナー〉
「消化管 上部、下部」「胆膵」
〈シンポジウム1〉(公募)
Colitic cancer を巡る課題と対応
司会 馬場 重樹(滋賀医科大学医学部附属病院 栄養治療部)
渡辺 憲治(兵庫医科大学 炎症性腸疾患学講座内科部門)
炎症性腸疾患(IBD)患者は近年急増しており、長期経過例や高齢患者の増加により、IBD 関連腫瘍に対するサーベイランスの必要性が増している。しかし、早期診断のためのサーベイランス法は、潰瘍性大腸炎では内視鏡観察法や生検法などが施設毎に異なり、クローン病では方法自体が定まっていない現状がある。また確定診断や治療法決定に重要な病理診断も病理医により診断が異なる可能性がある。サーベイランス精度向上のための、内科治療目標、サーベイランス施行間隔、内視鏡観察法、拡大内視鏡や画像強調内視鏡の意義、内視鏡所見の特徴、生検法や病理診断の工夫など、多種多様な課題が残されている。更に内視鏡的切除の適応や手技の工夫も新たな課題である。本シンポジウムでは、クローン病を加えた IBD のこうした課題に対する検討に加え、貴重な症例報告も、しっかりした提示であれば採用させて頂く。明日からの臨床に有用な演題応募を期待している。
〈シンポジウム2〉(公募)
上部消化管 ESD の現状と課題
司会 土肥 統(京都府立医科大学 消化器内科)
宮本 心一(国立病院機構京都医療センター 消化器内科)
食道癌や胃癌に対する ESD は、NBI や BLI をはじめとした画像強調観察及び拡大内視鏡観察の普及による内視鏡診断の進歩、ESD 専用ナイフや高周波装置などのデバイスの進歩により、標準的治療として多くの施設で行われている。しかしながら、表層拡大型などの診断困難例、瘢痕などによる技術的困難症例はいまだに少なからず存在している。また、高齢化社会に伴い、超高齢・重篤な基礎疾患・抗血栓内服などのハイリスク症例に対する偶発症対策も課題として残っている。さらに、十二指腸腫瘍に対する ESD は技術的ハードルが高く、いまだ一般的な治療ではない。本シンポジウムでは上部消化管ESD に関する内視鏡診療の現状と直面している課題に対する取り組みや工夫について議論したい。症例数に限らず意欲的な取り組みや独自の工夫をされている施設からの演題を幅広く募集する。
〈パネルディスカッション1〉(公募)
消化器早期がん内視鏡スクリーニング~検診も含めて~
司会 井口 幹崇(和歌山県立医科大学 第2内科)
吉田 直久(京都府立医科大学 消化器内科)
竹中 完(近畿大学 消化器内科)
消化器早期がんは内視鏡機器の発達および人口の高齢化の影響もあり上部・下部・胆膵ともその総数は増加傾向にある。効率よく病変を発見する手技として各分野において国内外で種々研究がなされている。上下部内視鏡検査では見落としをいかに防止するかが大きな課題であり、前処置、画像強調内視鏡、AI などの検討がなされている。胆膵領域においては特に膵癌の早期診断に限局性膵管狭窄や膵実質の萎縮変化といった画像所見の重要性が明らかになりつつあり、一部の施設では腹部超音波検査のみならず、超音波内視鏡検査を用いたスクリーニングの取り組みが行われている。一方で検診領域において、胃癌では内視鏡検診が取り入れられ、大腸癌でも内視鏡の効果が欧米では議論されているがいまだ課題も散見される。そこで、本パネルディスカッションでは上部・下部・胆膵領域における効率よく早期癌を発見するスクリーニング検査としての内視鏡検査法の可能性について、基本的撮影法、画像強調内視鏡、AI、さらにはあらたな機器などをまじえて、精度、安全性、課題などについて幅広く議論したい。多くの施設からの応募を期待する。
〈パネルディスカッション2〉(公募)
胆膵内視鏡診断の工夫
司会 塩見 英之(神戸大学 消化器内科)
重川 稔(大阪大学 消化器内科)
胆膵病変の早期発見、良悪性や腫瘍性病変の鑑別診断、局所進展度診断において、EUS や ERCP、経口胆道鏡などの胆膵内視鏡検査が果たすべき役割は大きい。また確実かつ安全に検体採取できる点から、診断のみならず MSI 検査やがん遺伝子パネル検査等のがんゲノム医療への貢献も期待されている。一方で、胆膵内視鏡を用いた診断法や検体採取法は一定のコンセンサスが得られているものの、未だ課題も残されており、それを解決すべく各施設で様々な取り組みがなされている。本セッションでは、胆膵内視鏡診断をテーマとして、早期発見や画像診断法としての工夫、検体採取法としての工夫など、より安全で精度の高い診断を目指した各施設での創意工夫やその課題点について幅広くご発表いただき、胆膵内視鏡診断の現状と課題点、今後の方向性について議論したい。10例程度の予備的な研究・取り組みも大歓迎です。多数の演題応募を期待しております。
〈ビデオワークショップ1〉(公募)
胆膵内視鏡治療~こういうときどうする~
司会 濵田 暁彦(丹後中央病院 消化器内科)
永松 晋作(奈良県総合医療センター 消化器内科)
胆膵疾患に対する内視鏡治療では、様々な病態に対して治療戦略を練る必要があり、遂行するために習得すべき手技は多岐にわたる。手技上の課題は、ERCP における胆管挿管や結石除去困難例に対する治療といった長年議論されているテーマから、EUS ガイド下インターベンションにおける治療といった近年議論されはじめたテーマまで幅広く存在する。また、超高齢、重篤な合併疾患や術後再建腸管といった患者側の危険因子で治療に難渋する症例にも遭遇する。こういった課題や難しい局面に直面した際、治療戦略や手技、デバイスなどを工夫し切り抜けるために、コツや対処法を知っておくことは重要である。本セッションでは、基本的手技から先進的手技まで、治療成功のための工夫やトラブルシューティングなどを動画で提示していただき、知識を共有することで、日々の胆膵内視鏡治療の一助としたい。少数例の検討も歓迎し、多数の応募を期待する。
〈ビデオワークショップ2〉(公募)
消化管止血に対する工夫~こういうときどうする~
司会 北村 陽子(市立奈良病院 消化器肝臓病センター消化器内科)
永見 康明(大阪市立大学 消化器内科)
消化管出血は、内視鏡医が日常的に遭遇する問題である。デバイスの進歩や手技の工夫により、内視鏡的止血術はある程度確立されているが、いまだ内視鏡的止血困難例が存在し、IVR や外科手術に移行せざるを得ない症例も経験する。高齢化が進み抗血栓薬や NSAID 服用症例も増加、ESD、EMR、ESTなど内視鏡処置後の出血、術後腸管や小腸出血への対応、大腸憩室出血への対応など、解決すべき課題も多く存在する。本ビデオワークショップでは、食道から大腸までの全消化管を対象とし、内視鏡的止血術の選択や、止血困難例に対する止血術の工夫、トラブルシューティングや、内視鏡的に止血が得られず IVR や外科手術に至った症例の問題点とその解決策など動画を交えての発表を広く募集する。1例報告も歓迎し、明日からの診療にすぐ役立つセッションを目指したい。
〈一般演題〉(公募)
〈Fresh Endoscopist Session〉(公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
研修医からの教育的な症例報告
〈Young Endoscopist Session〉(公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
専修医(卒後3-5年目迄)からの萌芽的演題(臨床研究・基礎研究・症例報告)
〈ハンズオンセミナー〉
「消化管 上部、下部」「胆膵」
演題応募時における倫理承認必修化について:
この度、文部科学省、厚生労働省より、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が、2014年12月に通知され、2015年4月より施行されました。
これに伴い、2016年10月以降の日本消化器内視鏡学会学術集会へ応募される演題については、本指針に基づき、各機関等における倫理審査委員会の承認を得て行われた研究であることが必須となっております。
また、2020年1月以降の演題募集受付から、2019年12月に改訂されました倫理指針での運用となりますため、ご留意ください。
詳細につきましては日本消化器内視鏡学会ホームページ(演題応募における倫理審査)をご参照ください。
(https://www.jges.net/medical/procedure/ethical-review-of-abstract-submission)
受賞対象者は、演題発表時に医学部卒後2年以内の『研修医』と卒後3年から5年の『専修医』です。合計4名程度を支部例会当日に選考し、評議員会で報告した上で表彰式にて表彰状と奨励金を授与します。さらに、受賞者は翌年春の日本消化器内視鏡学会総会に招待され、旅費、宿泊費、学会参加費、評議員懇親会費が学会本部から支給されます。
若手医師が発表する演題を一般演題と区別する必要がありますので、研修医は『Fresh Endoscopist Session』に、また専修医は『Young Endoscopist Session』に応募してください。それ以外のセッションに応募された演題は選考対象になりませんので、演題申し込みの際には十分ご注意願います。多数の若手医師の応募を期待しています。
日本消化器内視鏡学会では、平成24年3月1日より本学会における『臨床研究の利益相反に関する指針及び同細則』を施行しております。近畿支部においてもこの指針及び細則が適用されますので、演題を申し込む先生は近畿支部ホームページ(https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/)の『利益相反』を参照のうえ、演題申し込み時と発表の際に利益相反の開示をお願いします。
また、支部例会当日の演題受付の際、PC受付にて筆頭演者及び共同演者全員の利益相反に関する申告書の提出が必要となります。
京都第二赤十字病院 消化器内科
〒602-8026 京都市上京区釜座通丸太町上ル春帯町355番地の5
京都第二赤十字病院 消化器内科
担当:河村 卓二、宇野 耕治
TEL:075-231-5171 FAX:075-256-3451
E-mail:jgeskinki105@p-forest.co.jp
株式会社PLANNING FOREST
〒542-0075
大阪市中央区難波千日前5番19号 河原センタービル5F
担当 平松 弘至
TEL:06-6630-9002 FAX:06-6630-9003
E-mail:jgeskinki105@p-forest.co.jp