日本消化器内視鏡学会附置研究会である第2回大腸ステント安全手技研究会を、第85回日本消化器内視鏡学会中に下記の如く企画致しましたので、皆様奮ってご参加下さい。また、多数の演題応募をお願いします。
斉田 芳久(東邦大学医療センター大橋病院 外科)
伊佐山 浩通(東京大学 消化器内科)
平成25年5月12日(日)13:30~16:30
京都国際会議場
ミニガイドラインの解説:榎本俊行
大腸閉塞スコア(CROSS)の解説:吉田俊太郎
一般演題(公募*;要望内容を下記に列挙します):
前向き症例集積研究の進捗及び中間報告:演者未定
特別講演:
Prof. Soren Meisner
Head of Endoscopy Unit, Surgical Department K, Bispebjerg Hospital
Round table discussion
*演題申し込みに関しては、世話人、運営委員の先生方に別途御案内いたします。
大腸ステントが使用可能となって1年が過ぎ、日常臨床に定着しつつある頃かと存じます。この研究会ではいかに安全かつ効果的に大腸ステントを使用していくか、ということを検討し、最終的にはミニガイドラインにそれを反映させていくのが目的です。個々の現場での経験からくる手技の工夫と、大規模に集積したデータベースから得られるOutcomeを組み合わせて、しっかりしたものを作っていきたいと考えております。各施設ともある程度の症例を経験し、手技にも自信が出てきた頃かと思いますが、やはり各施設の経験数には限りがあります。今回の研究会では、各施設での成績と手技の工夫を発表して頂き、会員皆が経験を共有できるようにしていきたいと思っております。応募される施設は適応、手技の実際がわかるような発表を心掛けてください。また、今回はヨーロッパからProfessor Meisnerを招待しております。
Prof. Meisnerはヨーロッパで行われた大規模な症例集積試験の試験責任医師であり、その成績を発表されています。興味深い話が聞けるものと期待しております。また、今回は我々が集積したデータと、ヨーロッパのデータを比較した検討もする予定です。濃いDiscussionで実りある研究会ができるようにご協力ください。