この度、第119回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会の会長を拝命致しました。歴史と伝統のある本会を開催できることは、一内視鏡医として大変光栄に存じますとともに、身の引き締まる思いを致しております。2019年9月7日から2日間、かでる2・7で、第125回日本消化器病学会北海道支部例会会長 竹政伊知朗先生(札幌医科大学消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座)と合同開催できる機会を頂いたことを無上の喜びとするところでございます。斉藤裕輔北海道支部長、幹事・評議員の諸先生、並びに会員の皆様に深く感謝申し上げます。
近年の内視鏡診療は日進月歩であり、常に新しい何かが生まれておりますが、それに伴い如何なる予防策を採っても、ある一定の頻度で偶発症は生じ、問題になることがあります。そこで、今回のシンポジウムのテーマは、「消化器内視鏡治療におけるトラブルシューティング」と致しました。全国学会でも多く取り上げられているテーマですが、トラブルシューティングを知ることは,治療内視鏡を有効かつ安全に行ううえで重要です。引き出しが多いほど良く、クリエイティブな発想が窮地に陥った患者と内視鏡医を救います。本シンポジウムでは,各種トラブルシューティング法をビデオでご紹介いただき、治療成績を向上させる技術として共有できることを期待します。
また、今回は川崎医科大学総合内科学2の河本博文教授に胆膵内視鏡治療に関する特別講演をお願いしています。
支部例会は、最新の診断および治療の討論の場であることはもとより、若い先生たちに内視鏡の楽しさ、素晴らしさ、そして内視鏡によりもたらされる感動を伝える場であると考えております。北海道で活躍しておられる第一線の先生方をはじめ将来を担う若い先生方に研究や診療のトピックスや成果を発表して議論をしていただき、最新の知識の吸収や情報交換ができるような実りある支部例会になるように期待をいたしております。会員の皆様方のたくさんの参加を願っております。何卒よろしくお願い申し上げます。
久居 弘幸(伊達赤十字病院)
2019年9月7日(土)~8日(日)
かでる2・7
〒060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル
https://www.ec-pro.co.jp/jsge-jges-hokkaido
2019年5月8日(水)~6月5日(水)予定 6月12日(水) 6月17日(月)正午
伊達赤十字病院
〒052-8511 北海道伊達市末永町81番地
担当:久居 弘幸
TEL:0142-23-2211 / FAX:0142-23-5249
E-mail:hisai.hiroyuki@gray.plala.or.jp
株式会社 イー・シー・プロ
〒060-0807 札幌市北区北7条西4丁目8-3 北口ヨシヤビル5F
担当:松田 徳康
TEL:011-299-5910 / FAX:011-299-5911
E-mail:matsuda@ec-pro.co.jp