第120回という節目の日本消化器内視鏡学会四国支部例会の会長をさせていただくことを、大変光栄に存じます。2018年6月23、24日、松山市総合コミュニティセンターで開催させていただきます。
消化器内視鏡のデバイスは様々な新しい光学技術を取り入れ、その進化は近年著しいものがあります。消化器内視鏡学は今も昔も進化をリアルタイムに感じることができる、わくわくする領域です。内視鏡技術の進歩とともに、その役割は大きく飛躍し、より正確な診断と治療範囲の拡大に貢献しています。また内科医のみならず、外科医との協働で消化管外の治療にも使用されるなど、携わる医師の診療領域も拡大しています。一方で、スクリーニングを含め検査の質をいかに担保するか、また一定の治療技能を習得する体制をどのように整えるか、特に高難度手技に対する指導体制の整備は重要な課題となっています。
消化器内視鏡専門医は新しい専門医制度において、サブスペシャリティ診療領域として二段階制に位置することがほぼ確定し、消化器医を志す医師を消化器内視鏡をきっかけとしていかにくみ上げ、効率良く技能を習得して専門医を取得していただくかが、消化器医療の今後のためにも大切な課題です。
このような時代において、まさに高難度手技の先端である食道内視鏡治療を積極的にされている外科医出身の昭和大学江東豊洲病院消化器センター教授・センター長の井上晴洋先生に特別講演をいただくとともに、ランチョンセミナーでは慶應義塾大学教授の鈴木秀和先生に講師をお願いしています。また消化器病学会との合同シンポジウムで「消化器疾患の内視鏡治療困難例の克服」について、様々な知見を集め議論をしたいと考えています。
今後の消化器内視鏡学の発展のために、微力ではありますが、今回の学会が少しでも寄与できるように準備していきたいと存じます。どうか、一つでも多くの演題を賜り、また一人でも多くのご参加を賜りたく、よろしく御願い申し上げます。
会長:
日浅 陽一(愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学)
会期:
2018年6月23日(土)・24日(日)
会場:
松山市総合コミュニティセンター
〒790-0012
愛媛県松山市湊町7丁目5番地
ホームページ:
http://www.med-gakkai.org/jsge-sh109/
演題募集期間:
2018年2月14日(水)~3月22日(木)
募集内容:
プログラム概要:
会長講演
講師:日浅 陽一(愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学)
特別講演
講師:井上 晴洋(昭和大学 江東豊洲病院 消化器センター)
合同シンポジウム1「消化器がん集学的治療の進歩:内科医と外科医の連携」
司会:小野 正文(高知大学附属病院 内視鏡診療部)
司会:小川 晃平(愛媛大学医学部肝胆膵・乳腺外科)
合同シンポジウム2「消化器疾患の内視鏡治療困難例の克服」
司会:竹下 英次(愛媛大学大学院 地域消化器免疫医療学講座)
司会:六車 直樹(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 消化器内科学分野)
一般演題
ランチョンセミナー
講師:鈴木 秀和(慶應義塾大学医学部 医学教育統括センター)
事務局:
愛媛大学大学院医学系研究科 消化器・内分泌・代謝内科学
〒791-0295 愛媛県東温市志津川454
担当:竹下 英次
TEL:089-960-5308 / FAX:089-960-5310
E-mail:eiji@m.ehime-u.ac.jp
運営事務局:
株式会社メッド
〒701-0114 岡山県倉敷市松島1075-3
担当:大森 悠美子
TEL:086-463-5344 / FAX:086-463-5345
E-mail:jsge-sh109@med-gakkai.org
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※終了予定:12/2(月) 正午