2025年02月06日お知らせ
JDDW 2024 第108回日本消化器内視鏡学会総会 市民公開講座 開催報告
第108回日本消化器内視鏡学会総会(JDDW 2024) 市民公開講座は、JDDW2024開催前の2024年8月8日(木)〜11月30日(土)の期間にウェブ上で開催しました。
テーマは『内視鏡で何ができるの?』として、斎藤豊先生、井上晴洋先生、山本博徳先生をお招きして企画しました。
第108回日本消化器内視鏡学会総会会長の矢作直久先生(慶應義塾大学医学部 腫瘍センター 教授)のご挨拶から講演会はスタートしました。
1.斎藤 豊 (国立がん研究センター中央病院 内視鏡科長・内視鏡センター長)
胃や腸の腫瘍に対して内視鏡で何ができるの?
2.井上 晴洋(昭和大学江東豊洲病院 消化器センター 教授)
腫瘍以外の食道や胃の病気に対して内視鏡で何ができるの?
3.山本 博徳(自治医科大学 内科学講座 主任教授)
小腸の病気に対して内視鏡で何ができるの?
国立がん研究センター中央病院内視鏡科 内視鏡科長・内視鏡センター長の斎藤先生には、胃癌、食道癌、大腸癌の疫学、早期診断の方法から内視鏡治療の最前線についてまで幅広くご講演を賜りました。
昭和大学江東豊洲病院 消化器センター教授の井上先生には非腫瘍性の上部消化管疾患に対する内視鏡治療のアプローチとして逆流性食道炎に対する内視鏡治療 (ARMS/ARMA)についてのご講演を賜りました。
自治医科大学内科学講座 主任教授の山本博徳先生にはカプセル内視鏡とバルーン内視鏡を用いることにより小腸疾患の診断や治療が非常に進歩していることなどにつきご講演を賜りました。
アフターコロナの状況下での開催となりましたが、より多くの方に視聴してもらうために完全ウェブでの開催といたしました。結果的にのべ2,300回を超える視聴をいただくことができました。
本市民公開講座を成功裏に終えることができたのは、ひとえに協力していただいた皆様のご尽 力の賜物であり、深く感謝の辞を述べさせていただきたいと思います。
第108回日本消化器内視鏡学会総会 準備委員長
慶應義塾大学 内視鏡センター 教授
加藤 元彦