日本消化器内視鏡学会

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スクリーニング認定医とは

消化管内視鏡スクリーニング認定医とは?

 みなさんは「内視鏡検査」「胃カメラ、大腸カメラ」と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
 「つらそう…」「苦しそう…」そんな不安をお持ちの方もいるかもしれません。しかし、現在の内視鏡検査は技術の進歩により、安全でより楽に受けられる検査となっています。

 日本消化器内視鏡学会では、健診施設やクリニックなどで検診を担当する医師を中心に、消化管のさまざまな病気の早期発見いわゆる“スクリーニング”に精通した医師に対して「消化管内視鏡スクリーニング認定医」として認定する制度をつくっています。
 「スクリーニング認定医」は、消化管疾患全般の早期発見に貢献するために、専門的な知識と技術を持った優れた医師たちです。安全で確実な検査を提供し、人々の健康を守るために日々研鑽を積んでいます。

なぜスクリーニング認定医が重要なの?

 内視鏡検査は、消化管のさまざまな疾患を早期に発見し、適切な診断と治療につなげるためにとても重要な検査です。特に、定期的なスクリーニング(検診)は、がんだけでなく、前がん病変や炎症による病気、その他の消化管の病気を早期に見つけるための有効な手段のひとつとされています。
しかし折角、有効で安全かつ楽に受けられる検査になったのに病気を見逃しては何にもなりません。検査を担当する医師には、正確に病変を見つける力、安全に検査を行う技術、そして患者さんに安心して検査を受けてもらうための配慮が求められます。

 そこで、日本消化器内視鏡学会では、定期的なレクチャーの受講を含めた一定の基準を満たした医師に「消化管内視鏡スクリーニング認定医」としての資格を与え、質の高い内視鏡検査を提供できる医師の育成と認定を行っています。この制度により、全国どこでも、安心して質の高い内視鏡検査を受けられる体制が整えられています。

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