会員各位
時下ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。
演題登録にあたっての倫理審査についてご案内申し上げます。
本学会では、 倫理指針を「倫理規準」(2025年版)と変更し、関連資料等について2024年12月1日に改定し、2025年1月1日に施行となりました。
つきましては、2025年1月以降の演題募集受付(総会<第110回>及び支部例会から対象)から「JGES 演題登録時 Medical ethics 申請(2025年)」 (更新2024年12月1日) ※に基づいてご登録いただきますようお願い申し上げます。
なお、症例報告等倫理審査不要とされるものについては、JGES 演題登録時 Medical ethics 申請(2025年)のAとして10項目列挙されています。
<補足1>「倫理審査の不要な研究(カテゴリーA)の具体例と抄録例」を用意しましたのでご確認ください。それ以外にも、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」の定める「研究に該当しないもの」に含まれるものもあると思われます。それらについては、Aの2番目「傷病の成因・病態の理解、傷病の予防・診断・治療方法の改善、有効性・安全性の検証を通じて、人の健康の保持増進または傷病からの回復・生活の質の向上に資する知識を得ることを目的としない報告等」にチェックをお願いします。以下<補足2>に説明をしますが、判断が困難な場合には、倫理審査委員会の意見を聴くことが推奨されますので、ご留意ください。
倫理申請の要不要については、「JGES 応募演題・論文投稿のカテゴリーを判断するためのフローチャート」(更新2024年12月1日)、必要な手続きについては「JGES 倫理指針から見た研究の種類と必要な手続き」(更新2024年12月1日)をご活用ください。
また、よくある質問を「JGES 倫理規準Q&A」(更新2024年12月1日)にお纏めしました。令和3年度の個人情報保護法の改正に伴う注意点は「⼈を対象とする⽣命科学・医学系研究に関する倫理指針におけるインフォームド・コンセント等について」(更新2023年5月9日)にお纏めしましたので、あわせてご確認ください。
なお、機関において倫理審査委員会の設置がない場合については、関連の大学や医師会等の倫理審査制度を利用していただくか、あるいは本学会倫理委員会で有料審査(自機関のみで実施する観察研究に限る)をご利用ください。
詳細は「倫理審査が設置されていない研究機関からの倫理審査の受託」をご確認ください。
審査が集中した場合、判定まで通常の審査予定以上かかることがございますので、ご審査お申し込みはお早目にお願いします。
書類はメール(jges-rinri@jges.or.jp)送付と郵送をお願いします。
ただし、審査の条件に該当しない場合は審査を受託することができませんこと、ご了承ください。
審査に関しては試験的に行うものであり、状況によって中止とさせていただくこともございます。予めご了承ください。
以上、ご不明な点がございましたら倫理に関する専用アドレスjges-rinri@jges.or.jpまでお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。
※倫理に関する内容は2023年9月現在によるもので、今後、国の法令等の変更に伴い改定を行う可能性があります。
2024年12月
一般社団法人日本消化器内視鏡学会
倫理委員会